愛宕山


    山行報告
   報告者  濱北紀子 
山    名 愛宕山 山行名  例会
ル ー  ト   清滝ー大杉谷登山道ー愛宕山神社ーツツジ尾根ーJR保津峡
山 行 日  2011年1月3日 天候  曇り
参 加 者 CL:濱北     SL: 佐々木
男性:梅澤 坪田 三宅 山下 秋月 津田(憲) 宮野 (8名)
女性:吉津 (2名)
合計:10名   
 コースタイム  清滝(9:50)−大杉谷登山口(10:15/10:15)−愛宕山神社(12:45/13:30)−水尾の別れ(13:15)−保津峡駅(15:45/15:50)  解散
 山行報告 
恒例の新春の愛宕山登山は曇り空で時折小雪の舞う大杉谷から登りました。 810分京都駅清滝行きのバス停に集合、 京都駅823分出発、途中、観月橋を渡り嵐山駅によるルートで清滝到着が2030分遅れました。 今回は表参道でなく、大杉谷から積雪を踏んで登ろうということになり、そのルートを選択しました。 杉木立の中は積雪はあるものの、アイゼンを装着するほどではなかったのですが、念のため第2ベンチ付近から着けて登りました。月輪寺ルートからの合流点から雪は少し多くなり、京都市内の整然とした街並みがよく見えました。例年通り神社に参拝するつもりが、私は足の筋肉が寒さのため硬直し、階段を昇ることができず、階段下で今年の安全登山をお願いしました。 皆さんが参拝をして来るまで小屋で待っていました。下山途中で参道から外れたところで、 集合写真を撮りました。新雪の樹林の中は、静寂で美しい雪景色を、誰かが「ミニ上高地の雰囲気だね」と言っていました。

それからいつものツツジ尾根を下りました。トレースが不明なところがありましたが、何ごとも無く全員JR保津峡駅につきました。ここで解散にしました。
愛宕神社参りの皆さん、ありがとうございました。
 感想文
 梅澤宗平

愛宕山はかんなび山に次いで多く登った山である。山友会に入会する前にペース登山の真似事として1回、昨年の新春初登山で1回、市民秋山トレーニング登山で1回、佐坂さんのお友達等と1回、昨年のペース登山で3回登った。一人で登ったペース登山は散々な結果であった。今にして思えば完全な脱水症状を起こしていたと思われる。それでもなんとか社殿まで登った。登りは表参道コースが6回、月輪寺コースが1回であった。今回初めて大杉谷コースを登る。そのことは濱北CLと佐々木先輩の「あ・うん」の呼吸で決まったと見た。佐々木先輩に聞くとまだまだ沢山の登山コースがあるとのことである。その中に明智光秀が祈願のために通った登山道も含まれている。今回は60Lのリュック(重さ13kg超)を担ぐ。中にはツエルトとシュラフマット、1.5Lの魔法瓶が入っている。

「清滝緑のオーナー倶楽部」の看板があるところが大杉谷コースの取付である。あとで写真データを見ると10時19分であった。昨年の新春初登山では5合目まで行かないと雪はなかった。今回はアイゼントレーニングの成果を十分確かめることができるとそのときは思った。なだらかな坂道を我々だけが登っていく。山の腹にたすきをかけるように登る。表参道よりも楽な上りである。ただ途中2箇所に丸太橋がかかっている。1箇所は下が急な岩崖で滑ると命の保証は得られないようなところである。丸太の上に雪がこんもり積もっている。胸騒ぎがして写真を撮るのを控える。実際渡ってみるとびくともしなかった。こんなことなら写真を撮っておけばと悔やまれた。もう一つあげると道幅も狭い。滑落の危険もある。このコースは疲労の蓄積していない上りに向いているではないかと思った。ただ途中で下りてくる何組かの登山者とクロスした。正確な合数は分からないがほぼ半分くらいのところでアイゼンをつける。去年は西上先輩夫妻に手伝っていただいた。今回は12月5日に白坂でアイゼントレーニングをやった。一人で装着できるはずであった。がもたもたしていると三宅さんが右足を装着する。左足は佐々木先輩に教わりながら自分で装着する。ロープワークもそうだが何故かこういうのに弱い。こういうのとはひと工夫必要ということ。体で覚える必要があるということ。ローラースケートのようなアイゼンはないんかな?その後、杉林の中を登り、つづら折りを登り、大岩に到着する12時20分。間もなく大杉谷を見下ろす12時35分。もう目隠ししてもいける。なんやこんなもんかと思ったら急に腹が減った。社殿に至る最後の階段を登る12時43分。その後、2班に分かれて食事・休憩し、13時半ごろ下山する。佐々木さんが集合写真に適当なところへ連れて行ってくれた14時7分。冬の上高地みたいやという声も聞こえてくる。ケーブル跡地ということである。下山ルートはいつものつつじ尾根ルートである。途中、軽度の道迷い(雪の上の黒い足跡を追って行ったために結果的に間違った人の足跡を追っていた)が一度あった。その他にはなんの問題もなく15時49分に保津峡の道路に到着した。JR保津峡のホームにいると三宅さんが横線の入っていないあみだくじをもってくる。感想文担当をだれにするかこれで決めると言う。堂々と真ん中を選ぶ。堂々と当たりを引く。今年の山行も当たりであればと思う。ところで13kg超のリュックは腰に少しストレスをかけたようである。あれから3日たつが若干の違和感を覚える。この重さに体が馴れるまで鍛えるしかないかと思う。

最後に今年の山行目標とその理由を紹介します。

1.     3000m超の登山。去年は3000m級を登ったので。

2.     百名山を10山登山。去年は4山登ったので。

3.     北アルプス登山。去年は南アルプスを登ったので。

4.      低山の冬季登山。来年の冬山トレーニングとして。

六甲全山縦走。去年は2日で縦走したので(トライアルではあるが)。


駐車場前から出発



 
大杉谷取り付きに到着


10時19分 さすが仕事はが早い


     
 林道の中を登る  大杉谷を望む  
 写真提供 : 梅澤さん(Julio)の掲示板投稿写真から